2020年の9月10日にピーチ機でマスクを着用しなかったとして飛行機を下ろされてしまった男性がいました。
その方の名前が奥野淳也で、現在はマスパセ(マスクパッセンジャー)と名乗り、ツイッターアカウントを作成したりアベマTVなどに出演し、独自のマスク理論を主張しています。
そのマスパセこと奥野淳也氏は、11月18日にもホテル内でマスクを着用していなかったとして、ホテル側とトラブルが起きてしまいました。
今回は、マスパセさんのホテルで起きたトラブルの詳細と、独自の主張、今後のブラックリスト入りの可能性について調査していきます。
目次
奥野淳也の伊東園ホテルでのトラブルの詳細
※イメージ
今回の件は、非常に長いため完結に説明いたします。
奥野淳也氏が旅先の長野県松本市で伊東園ホテルに宿泊しました。
夕食のバイキング会場に来たところ、マスクを着用していなかった奥野淳也氏にスタッフが気づき、マスクの着用を求めたところ拒否しました。
席の移動を促してもそちらも拒否しました。
埒が明かないので警察が出動しましたが、それでも解決せずに話し合いは深夜にまで及びました。
あくる朝、再び朝食のバイキングに奥野淳也氏が表れて、マスクを着用していなかったので止められて、再度警察を呼ぶ事態となったというのが事の顛末になります。
①バイキングにマスクを着用していなかったので拒否される
②警察が出動するも解決せず話し合いは深夜まで
③翌朝のバイキングでも入室を拒否で再び警察沙汰
このような感じです。
奥野淳也の主張
①食事の時のマスク着用は合理性がない
②マスク着用義務はなく違法ではない
③健康上の理由でマスクが着用できない
このように述べています。
お店側としては、マスク着用はお客様として最低限のマナーであり、他のお客様の迷惑になると考え食事会場への入室を拒否したという事です。
マスクが着用できないなら、隅の方に移動してほしいとお願いしても、ピーチ機の時と同様に席の移動も拒否しました。
宿泊約款を守れないのであれば退室はやむ負えない
現在のコロナ禍の中で、症状が出ていなくても感染している方は大多数存在しています。
もし、伊東園ホテルでクラスターが発生して、お客さんや従業員に感染者が出てしまったら、ホテルとしても死活問題となってしまうのです。
限りなく感染リスクをゼロにするのがホテル側の義務です。
奥野淳也のマスク騒動にネットでの声
●「法律上の強制力はない」のは事実であるが、しかし、飲食店で飲食する際は、飲食物の供給を受ける契約が当事者間で黙示に存在しており、入り口にマスクの着用をお願いしている場合は、契約の申し込みに着用が含まれており、着用は契約上の義務になっていると考えます。
●マスク拒否男性は旅館業法を理由に自分の正しさを主張しているようですが、Go To トラベルの利用には「新しい旅のエチケット」を実施することが条件となっています。
「新しい旅のエチケット」ではマスクの着用、食事の前後でのマスクの着用が求められます。●サービスを提供する側もお客を選ぶ権利はありますし、契約する際にマスク着用などのお願いがありそれを了承して宿泊などの契約を行っているのであれば従うべきである。
●サービスを提供する側にも拒否する権利はあるかと思います。
それをわざわざブログに書いてなんの意味があるのでしょうか。●これだけコロナが蔓延して、誰が感染しているか分からないし、ましてや自分さえも感染してるかわからない事もあると言われているのに非常識な客すぎる。
引用元:ヤフーニュース
ネットの声を見てみますと、やはりマスクは着用すべきという意見で占められていました。
有識者や防犯アドバイザーさんたちの意見も同様で、お店やホテルに入った以上は、そのお店のルールに従うべきだというのが大方の意見です。
特にバイキング形式の食事では、食事を皆さんで共有するわけですから、もしコロナウイルスに感染していた人がいた場合、大多数の方に移してしまう可能性があります。
現在バイキングの食事を提供しているお店は、ガラスケースを新たに特注して設置したり、トング用のビニール手袋を提供して、手からの感染リスクを防いでいるお店もあります。
奥野淳也はアベマTVでも正当性を主張
奥野淳也氏は、ピーチ機でのマスク騒動があった後に、マスパセという名でツイッターアカウントを作成し、現在でもマスク着用について独自の主張を展開しています。
2020年現在では1万5千人以上のフォロワーがいますが、そのほとんどがコメントからも分かるようにアンチで占められているのです。
ピーチ航空でのマスクトラブルで、一躍有名になった奥野淳也氏ですが、今度はしっかり顔出しをし、アベマTVに出演したのです。
こちらの番組でもマスク着用について独自の理論で展開していましたが、マスクが着用できないという核心的な部分については、やはり答えてもらえませんでした。
しかし、ピーチ機でのトラブルにより2時間30分も出発を遅らせてしまった事については謝罪していました。
アベマTVで語っていたように、マスクの着用については今でも考えは変わっておらず、これからもこのようなトラブルが続いていく事を示唆しています。
奥野淳也はブラックリスト入りもある?
名前も顔も全国的に知れ渡った奥野淳也氏ですが、全国のホテルや旅館、交通機関などで搭乗拒否や宿泊拒否などが起きる可能性があるかもしれないとの事です。
いわゆるブラックリストです。
マスク拒否男の個人情報をブラックリスト入りさせ、ホテル連合等で共有し、全国的に彼を宿泊拒否や出入り禁止とする流れが発生するのかどうかは不明だが、個人を追い詰めるのではなく、前向きな議論をしつつ、マスク着用に関して考える機会が増えることを心から願うばかりだ。
引用元:バズプラニュース
お店側からしてみたらトラブルになるもの嫌ですし、ましては警察沙汰などにしたくないのは事実です。
以前にあったホリエモンと四一餃子でのマスクトラブルでは、結果的に四一餃子が一時休業にまで追い込まれました。
お店側もコロナで大変な時に、このようなトラブルがあっては閉店もありえます。
是非ともこのような事態にまでは発展してほしくないですね。
確かにコロナの感染拡大は止められていない
現在のコロナウイルスの感染状況を見ましても、これだけマスクをしたり手洗い消毒などを徹底しているにもかかわらず、感染者は増えていくばかりです。
実際にマスクについても、紙でできたペラペラのマスクでは、コロナウイルスは防げないと見られています。
※コロナウイルスを防げるのは1万円近くもする高価なマスクという説も
しかし、全くマスクをしないのとでは、かなり差があるのは明確ですし、現在のコロナ対策をしていなければ、諸外国のようにもっと感染が拡大しているはずなのです。
いち早いコロナの終結を望みます。