2020年9月にピーチ航空の機内で、マスク着用の義務をおこたり、強制的に機内を降ろされた人物が奥野淳也氏です。
この時は、緊急逮捕とはならずに事なきを得ましたが、2021年1月19日に逮捕となりました。
奥野淳也氏の逮捕を受けて、様々な詳細が浮き彫りになってきました。奥野淳也氏とはどのような人物なのでしょうか?詳しく調査していきます。
目次
奥野淳也(マスパセ)がついに逮捕
北海道から大阪に向かうピーチ・アビエーションの飛行機内で2020年9月、マスク着用を拒んで客室乗務員らとトラブルになり、臨時着陸させたとして、大阪府警は19日、乗客だった私立大の非常勤職員、奥野淳也容疑者(34)=茨城県取手市=を威力業務妨害と傷害などの疑いで逮捕した。捜査関係者が明らかにした。
引用元:毎日新聞
ピーチ機内で騒動を起こして、客室乗務員にも手を上げたという奥野淳也氏。
新潟空港への緊急着陸により、離陸時に使う燃料も膨大にかかってしまったといいます。
威力業務妨害と傷害で逮捕されましたが、ピーチ航空からも損害賠償を請求されるでしょう。
奥野淳也の逮捕が遅れた理由とは?
発生後に任意捜査(在宅捜査)を継続していたところ、4ヶ月経過後に強制捜査(逮捕)に切り替えたのには要因があります。
強制捜査をするためには裁判所に逮捕状を請求し、裁判官が強制捜査の必要性を認め、逮捕状発付しなければ警察は被疑者を逮捕することができません。強制捜査の必要性の要件として逃走のおそれ、証拠隠滅のおそれがあり、警察は任意捜査を継続していたこの期間に、上記のおそれを認め、強制捜査に切り替えたのではないでしょうか。引用元:ヤフーニュース
有識者の話ですと、逮捕するには裁判所の許可が必要で、直ぐには逮捕できないとの事です。
様々な過程を踏んで、ようやく逮捕にまでこぎつける事が出来ます。
今回は、特に悪質と判断されて逮捕となった様です。
▼ピーチ航空の詳しい経緯はこちら▼
奥野淳也の顔画像とプロフィール
氏名:奥野淳也(おくのじゅんや)
年齢:34歳
住所:茨城県取手市
職業:大学職員
結婚して子供がいるかどうかは不明ですが、奥野淳也氏が逮捕されて事により、ハッキリとした年齢や住所などが判明する事となりました。
直前までツイッターにツイート
逮捕は青天の霹靂だったようで、1月19日の日には直前まで、鼻出しマスクの49代の男性を擁護するツイートをしていました。
他の受験生が色々と真偽不明な情報を流して憶測が飛びかっていますが、
ピーチ航空事件の時と同じで、世間の情報リテラシーはいい加減なものなのだなと。✈️40代の受験生を差別する必要もないでしょう。何歳になっても新しいことを学んでみたいと思うのは素晴らしいことです。
— マスパセ(マスク未着用途中降機乗客) (@mask_passenger) January 19, 2021
こちらのツイートをした数時間後に、大阪府警の警察官に連行されていったようです。
JR新大阪駅から移送される奥野淳也容疑者=19日午後8時3分
逮捕の際には、「不当な警察権力の介入だ」と叫んでいましたが、そのままあえなく警察署に連れていかれていきました。
奥野淳也は明治学院大学の職員?
今回の逮捕により、奥野淳也氏の職業も判明したのですが、私立大学の職員ということが分かりました。
奥野淳也氏は茨城県取手市在住ですが、どこの大学の職員なのでしょうか?
明治学院大学の奥野淳也先生(笑)との怪情報が流れてきました@mask_passenger
— Anima Vagus (@A_Slobbe) December 2, 2020
明治学院大学ではチューターみたいですよ
— もけ (@uta4hiki) November 25, 2020
ツイッターでの情報ですと、明治学院大学のチューターではないか?という説が出ていました。
※チューターというのは学習助言や教授の補佐を行う者とされる。
奥野淳也は明治学院大学の職員で確定
その後は報道などにより、奥野淳也氏は明治学院大学の非常勤職員である事が判明しました。
役職としては、特別ティーチングアシスタントという立場でした。
特別ティーチングアシスタントとは?
奥野容疑者は「特別ティーチングアシスタント」として、学生が提出するレポートの添削などを担当。単年度の契約で昨年4月から勤務し、オンライン指導などを行っていた。
引用元:スポーツ報知
担当者は、奥野淳也氏について勤務態度には問題はなかったと話しているそうです。
奥野淳也氏の逮捕に伴い、大学での処分についてはこのように述べています。
明治学院大広報部は、取材に対し「現在、警察に協力をしており、捜査状況に応じて(処分など)適切に対応していきます」とコメントした。
その後、明治学院大学で協議した結果、奥野淳也氏は非常勤講師を解雇されました。
奥野淳也は2回マスクトラブルを起こしていた
※イメージ
ピーチ航空での騒動で、一躍有名になった奥野淳也氏ですが、その後に伊東園ホテルでも同様のマスクトラブルを起こしていました。
奥野淳也氏が旅行で長野県松本市に訪れた際、伊東園ホテルに宿泊したのですが、食事の時のバイキングでマスクを着用せずに従業員とトラブルが起きてしまったのです。この時も警察が駆けつけ、警察沙汰になってしまったのですが、話し合いは深夜まで及ぶこととなりました。
今回は、ピーチ航空の件で逮捕されましたが、伊東園ホテルでの一軒でも捜査が入る可能性は十分あります。
アゴラの記事も削除
#大学入学共通テスト でマスク着用方法をめぐって不正行為としたのは、
運営者である大学入試センターの不合理な制度設計が原因でした。なぜ異例の失格が生じたのか、何が入試運営上の問題点か、#アゴラ さんに記事を掲載して頂きました。
鼻出しマスク受験生に追試の機会を与えるべきです‼️ https://t.co/joROVN9ZHJ
— マスパセ(マスク未着用途中降機乗客) (@mask_passenger) January 18, 2021
ツイッターでもマスク着用について、独自の理論を展開していた奥野淳也氏ですが、アゴラという主に政治経済を取り扱うウェブサイトでも独自の考えを投稿していました。
しかし、奥野淳也氏が逮捕されたことにより、問題の記事は取り下げられました。
編集部としても苦渋の決断だったでしょう。
アゴラ内では、マスク問題評論家を名乗り、マスク問題について言及していました。
奥野淳也は鼻出しマスクについても持論
1月16日に共通テストで、鼻だけマスクをしていなかった49歳の受験生がいたのですが、その方も試験官の指示に従わなかったとして逮捕されました。
このことについて奥野淳也氏は、このように擁護していました。
思考力を問うことを目的とした新共通テストで、マスク着用方法くらい受験生自身で決められないなら、本末転倒です!
自分で考える主体性すらない、管理されるだけの学生を選抜する装置が、#大学入学共通テスト ならば、わざわざそんな無意味な入試をする必要もないでしょう!
— マスパセ(マスク未着用途中降機乗客) (@mask_passenger) January 18, 2021
マスク着用の義務をおこたったぐらいで、失格にするのはおかしいという意見でした。
まとめ
奥野淳也氏の逮捕により詳細が判明した事と、どこの大学の職員なのか調査しました。
名前や住所などが判明したために、明治学院大学の職員ということも明確になった形となりました。
2020年9月に起きたマスク拒否事件ですが、約4か月間の期間を経てようやく逮捕となりましたが、またこのようなトラブルがどこかで起きてくるでしょう。
今後は裁判になると思われますが、どの様な判決が出るのか注意深く見守りましょう。