ファイナルファンタジー6(FF6)で大バグ発見!やり方や詳細などを調査

人気ロールプレイングゲームのファイナルファンタジー6で、大バグが発見されたとして話題になっています。

今までも度々バグが発見されてきましたが、今回のバグはファイナルファンタジーファンにとっても衝撃的な大バグとなっています。

このバグを発見した方が、この世界では有名人のエディさんというお方です。

エディさんは今までも数々のバグを発見してきた方として有名で、今回も「またエディさんか!」と話題になっています。

それではそのバグの内容を見てみましょう。

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【ファイナルファンタジー6・バグ】持ち込みの派生系

以前からタイマー持ち込みというバグが発見されていたのですが、こちらのタイマー持ち込みを更に応用したもので派生系のバグといえます。

※まずはタイマー持ち込みについてこちらに詳しく書かれています。

●「タイマー持ち込み」とは

まず、「タイマー持ち込み」について。これは、以下のような操作をすることでゲームの挙動がおかしくなるというもの。

1. 世界崩壊後にマッシュを仲間にするイベントなど、画面右下に時間制限を表すタイマーが表示されている状態でセーブ(データA)

2. データロード画面でデータAを選択

3. キャンセルしてセーブした時のタイマーの残り時間分だけ放置して待つ

4. 勝手にNEW GAMEが始まりオープニング後に突然マッシュ死亡イベントが流れてゲームオーバー

この挙動は、データAを選択した時点でキャンセルしてもタイマーが作動してしまい、勝手にゲームが始まるなどおかしな挙動をした後に持ち込まれたタイマーイベントが発生しています。手動で「NEW GAME」を選択してもタイマーを持ち込めるため同じことが起こるようです。

他にもタイマーが作動している状態でセーブ画面を開きタイムオーバーになると、ゲームオーバー後にキャラのステータスが他のデータのものになってしまうなど、タイマーはさまざまにおかしな挙動を起こすことが分かっています。

こちらは以前から発見されていたバグで、知っている方がほとんどだと思います。それでは今回新たに発見されたバグがこちらになります。

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【ファイナルファンタジー6・新バグ】シドタイマー持ち込み

●恐怖の「シドタイマー持ち込み」

そして今回新たに見つかったのは、「シドタイマー持ち込み」。これは、世界崩壊直後の、セリスがシドを介抱するイベント中にセーブをすることで作動します。しかし、このイベントでは画面右下にタイマーは表示されません。一体どういうことでしょうか。

シドの介抱イベントは、衰弱していくシドに海で捕まえた魚を食べさせてあげるというもの。「うまい魚」などを与え続けると元気になっていくのですが、「まずい魚」などを与えたり、何もしないでいるとシドは力尽きてしまいます。

実はこのイベント、RTA(リアルタイムアタック:クリアまでの時間を競う競技)プレイヤーの間では有名な話なのですが、シドの生命力は画面の切り替え回数などではなく、時間経過によってリアルタイムに減少していくようになっています。

そしてこの生命力の減少は、画面上には表示されていないタイマーによって処理されているとのこと。

具体的には、数秒のタイマーが作動して0になるとシドの生命力が1減少し、直後にまたタイマーが作動して0になったらまた生命力を1減少させて……と繰り返しているそうです。

問題はこのタイマーを繰り返し作動し続ける処理が、「タイマー持ち込みバグ」によって新データに持ち出せてしまう点。一見タイマーを持ち込んだだけでは遠い未来の世界のシドが衰弱していくだけでゲームの進行には何の影響も及ぼさなさそうです。

しかし、タイマーが0になって新たにセットされるほんの一瞬にイベントが発生するマスを踏むと、なんとイベントが発生せずスルーして先に進めてしまうというのです。

こちらのバグの発見により、ファイナルファンタジーのやり込みプレイヤーにとっては、かなり甚大な影響が出ています。

具体的な影響といえば、このような現象が起きているようです。

・序盤でいきなり“幻獣防衛戦”(初めてケフカと戦うイベント)に直行

・ベクタでガーディアンなどをスルーして会食イベントに直行

・最初にフィガロ城に訪れた際に地下に入って世界崩壊後の世界にワープ

ファイナルファンタジーのストーリーがめちゃくちゃになってしまいます。

元々このようなバグが発見される度、オモシロ度が増すといったやり込みプレイヤーも存在するほどです。

ファイナルファンタジー6で今後もバグが発見される可能性はある

ファイナルファンタジー6が販売されてから23年という月日が流れて大バグが発見されましたが、またこの様なバグが発見される可能性は高いです。

現在では技術の向上により、ゲーム内でバグというのはほとんど発生しなくなりました。

しかし23年前で、まだスーパーファミコンの時代で当初はまだ開発費も、今ほど高くはなく技術的にもまだまだ劣っていた時代です。

今でこそゲームの開発費に数十億円もの予算を投じ、数年かけて作り上げるゲームソフトも少なくありません。

それこそファミコンの時代は、ゲーム内のバグは当たり前といった風潮があり、そのバグを発見する楽しみもあったほどです。

「裏技」などと評し、ファミコン通信などの専門誌でも特集が組まれるなど、裏技探しに躍起になっていました。

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ファイナルファンタジー6のバグを発見したエディさんとは?

※イメージ

エディさんのツイッターアカウントを見ると、ゲームに関しては浅く広くFF6だけ深めと書いてあります。

特にゲームマニアという訳でもなく、ファミコン芸人フジタの様な特別専門的知識も無い、ただのゲーム好きといったところでしょうか。

しかし、ファイナルファンタジーだけは好みのゲームらしく未だにプレイしている強者ではあります。

私の友人でもファイナルファンタジーマニアがいまして、地道にレベルを上げて楽しんでいるゲームオタクがいます。

ファイナルファンタジーシリーズは、一度クリアーしたらもう一度やりたくなってしまうゲームらしく、色々な視点での遊び方が出来るマルチなゲームとして知られているのです。

エディさんも恐らく同じ部類のマニアだと考えられ、何度もプレイしているうちに、偶然今回の大バグを発見したのでしょう。

それにしても26年前のゲームを未だにプレイしているのは恐れ入ります。

レトロゲームの再燃到来

現在でもゲーム業界は日々進化を遂げ、毎年のように新作ハードが誕生したり、新作ソフトが生まれています。

今ではスマホゲームが主流となっていますが、どんなに時代が変わろうともゲームというのは無くならないでしょう。

しかし、そんな時代にあって今はレトロゲームも見直されて注目されてきています。

ファミコンミニが販売されたり、その後スーパーファミコンミニも販売されました。高画質・高音質ばかりが注目されがちですが、シンプルにゲームを楽しみたい人にとっては、こちらの方が素直に楽しめるといった方も多いのです。

中年層では懐かしくてプレイしますが、若い人でもグラフィック的には乏しいかもしれませんが、シンプルな操作性と単純明快なストーリーが斬新に映り、まるで新しいゲームをやっているような感覚にとらわれるのです。

エディさんが現在何歳かは分かりませんが、またFFでマニアを驚愕させる発見に期待しましょう。

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