千葉ロッテマリーンズの投手で、日本シリーズではMVPも取った事のある美馬学選手。
美馬学選手には、美馬アンナさんという奥さんがいるのですが、息子さんも一人います。
一人息子の通称「ミニっち」ですが、生まれながらに右手が無く、先天性欠損症という形成不全だったといいます。
今回は、美馬学選手の一人息子であるミニっちの詳細や、先天性欠損症、子供の今後について詳しくお伝えしていきます。
・ミニっちの詳細
・ミニっちの先天性欠損症について
・ミニっちの成長の記録
・ミニっちはプロ野球選手にもなれる
目次
美馬学の子供(息子)ミニっちが誕生する
2010年に友人の紹介で、美馬学選手と現在の妻であるサントスアンナさんは出会いました。
美馬学選手はプロ野球選手として活躍し、2013年には日本シリーズでMVPを取るほどの名投手です。
サントスアンナさんは、子役から始めてガールズバンドのBON-BON BLANCOのメインボーカル、そして女優とマルチに芸能活動を続けていました。
出会ってから4年後の、2014年1月12日にお二人はご結婚されました。
その後、約6年の月日を経て2019年10月11日に、待望の長男(ミニっち)が誕生したのです。
美馬学の子供のミニっちは先天性欠損症だった
結婚してから、中々子供が授からなかった美馬学選手の夫婦。
約6年の月日を経て、妊娠が分かった時は、夫婦で喜んだといいます。
出産してから重大な事実に気づく
24時間もの陣痛の後に、ミニっちを出産した美馬アンナさんですが、産まれてきてくれた我が子の右手首から先が無いことに気が付きます。
ミニっちは、先天性欠損症だったのです。
この事実は、担当していた産婦人科医も気が付かなかったといいます。
その後は直ぐに、別の病院へ連れて行き検査を受けましたが、欠損症以外は至って健康な子供でした。
産院の先生方も驚きを隠せず、大慌てで生まれたばかりのミニっちを大病院に運んで全身を検査。先天性欠損症を持つ新生児は内臓疾患などを併発するケースも多いといいますが、「幸い、手がないだけ。それ以外は健康でした」。
引用元:ヤフーニュース
このような先天性の欠損症を持って産まれてきた場合は、他にも疾患などを持っているケースがあるようです。
検査の結果、幸いにも内臓疾患などは見当たらず、先天性欠損症だけがありました。
それでも、ご夫婦はこの事実を受け止められずに、美馬学選手は放心状態になり、妻の美馬アンナさんは1週間ほど泣いたといいます。
美馬学夫婦はミニっちの先天性欠損症を受け入れ始める
最初の内は、ミニっちの先天性欠損症を受け入れる事が出来ずに、毎日泣いていたという美馬アンナさん。
徐々に時間が経つうちに、現実を受け入れ始めたといいます。
その後は、このような考えに変わっていきました。
俺は右手のことが分かっていたとしてもアンちゃんに生んでほしいと頼んでいたよ。
俺にとっては覚悟できていたか覚悟できていなかったかそれ位の差でしかない。それに俺はこの子が俺とアンちゃんの間に生まれてきて良かったと幸せにしてあげられる自信がある。
と私に言ってくれたんです。私なんかよりもとっくに親になっていて前しか見ていない美馬っちの言葉にどれだけ救われたか。
そして日に日に現実を受け入れることができるようになっていました。引用元:インスタグラム
息子の先天性欠損症を受け入れてからというもの、その後は同じ境遇の家庭の方と交流が生まれたり、ミニっちの成長をSNSを通じて、発信していこうと決めたようです。
この事実をハンデとは思わずに、出来ることを何でもやっていこうというポジティブな考えに変わっていきました。
そしてミニっちが、生まれてきてくれたことへの感謝と、この夫婦の間に生まれて良かったと思えるような家族になろうと決意されました。
美馬学夫婦はミニっちの成長を記録
障害を隠すのではなく、この事実をSNSなどを使って公開して行こうと決めた美馬学選手の夫婦。
美馬アンナさんは、アメブロやインスタグラムを使って、息子の成長記録をカメラに収めています。
成長していく中でミニっちは、徐々に右手が無いことで出来る事と出来ないことを区別できるようになって来ているといいます。
当初は、右手がないと「これができない」「あれもできない」と考えていたアンナさん。でも、目の前でミニっちがいろいろな工夫をしながら、できることを1つずつ増やしていく姿に、日々新たな発見と感動があるといいます。
引用元:ヤフーニュース
確かに右手が使えないことは、不便な事も多いですが、成長するにしたがって何事も出来る大人に成長していく事でしょう。
ミニっちはプロ野球選手にもなれる
ミニっちが生まれた時は、右手が無いことで、将来野球を含めたあらゆるスポーツは出来ないと考えていたでしょう。
しかし、産婦人科の院長先生は、かつて存在したジムアボットというメジャーリーガーの存在を教えてくれました。
「院長先生に言われたんです。『心配していることは分かってるよ。野球でしょ?』って。その時、スッと差し出してくださったのが『奇跡の隻腕 ジム・アボット物語』という本だったんです」
引用元:ヤフーニュース
ジムアボットの人生
ジムアボットの実際の試合風景
本人は、生まれながらにして右手が無かったことで、障害と思ったことは一度も無かったとインタビューで語っています。
右手が無くても、創意工夫で健常者以上のプレイが出来ることを身をもって示してくれた選手だったのです。
ミニっちが将来、父親の遺志を継いでプロ野球選手の投手になるかは、現時点では分かりませんが、ジムアボットのような偉大な選手になるような気がします。
まとめ
美馬学選手の息子であるミニっちについてお伝えしました。
ミニっちは、先天性欠損症という形成不全を持って生まれてきましたが、それ以外は健常者と何ら変わりはありません。
むしろ、その逆境をバネにして、ジムアボットのような話題性のあるプロ野球選手に成長してほしいです。
ミニっちの将来の成長が楽しみです。