今から10年以上前の2009年8月2日に六本木ヒルズのマンションの一室で、銀座でホステスをしていた田中香織さんが遺体となって発見されました。
この日一緒にいたのが、当時イケメン俳優として人気の高かった押尾学さんです。
二人は、薬を使い「キ◯セク」と呼ばれる行為を行う為に一緒にいました。
薬物を摂取後、田中香織さんの体調が悪くなり、そのまま息を引き取ったというのが事のあらすじです。
この事件には裏があり、別の重要人物が2人隠されているというのです。
押尾学さんの本当の事件の真相とはどのようなものだったのでしょうか?
目次
押尾学事件の真相は大物政治家の息子2人が絡む?
▼六本木ヒルズレジデンス▼
通称「押尾学事件」では、当時六本木ヒルズのマンションにいたのは、当事者の2人だけという事になっていますが、その他に2人いたというのが真相といわれていました。
その2人とは、一人は総理経験もある大物政治家の息子で、もう一人は与党の重鎮的な議員の息子だというのです。
この事実が本当だとすれば、4人はマンション内で乱交パーティーをしていたという事になります。
こちらの二人は、事件発覚後現場から逃げ出し、事なきを得たとされています。
元総理経験者の息子と押尾学の関係性とは?
元総理経験者の息子と押尾学さんは、亡くなった田中香織さんが務めていた銀座のクラブの常連客だったといいます。
元総理経験者の息子と押尾学さんも交友関係があり、事件があった日も六本木ヒルズの部屋に一緒にいたのではないか?という疑惑が生まれたのです。
元総理経験者の息子はいわく付きの人物
元総理経験者の息子は、長男として生まれ大学中退後、父親の秘書を経て、石川県議を2期務めました。
一見すると輝かしい実績ですが、プライベートではすさんでいたといいます。
政治家でありながら飲酒運転をし、コンビニエンスストアに車で突っ込んでしまったのです。
これにより、石川県議の議員は辞職に追い込まれましたが、通常であれば飲酒による事故なので、現行犯逮捕となるはずが、通常逮捕に収まっているのです。
この警察の処置に、忖度ではないかと批判が高まり、世間から猛バッシングを受ける事態となりました。
薬物疑惑も報じられる
元総理経験者の息子は、薬物疑惑も取り出されていました。
これは、飲酒によるものかもしれませんが、疑惑は残っています。
事故を起こした約2か月後に、残念ながら40代という若さで亡くなりましたが、実際には薬物が影響したのではないか?という噂もたっています。
押尾学は身代わりで刑務所に収監された?
▼事件現場の六本木ヒルズ内の部屋▼
大物政治家の息子2人は、現場から過ぎ去る前に、押尾学さんに身代わりをお願いしたとされます。
その代わり支援すると。
この要求をのんだ形で、押尾学さんが一人で事件を背負ったというのが、押尾学事件の真相といわれているのです。
平沢勝栄氏は断固たる処置をとる
事件に関わった政治家の一人として、平沢勝栄氏の息子ではないか?とネット上に書かれました。
押尾学事件に関わったとされた平沢勝栄氏は、ネットで嘘情報を流した人物に裁判も辞さない構えだといいます。
平沢勝栄氏は、押尾学という名前も知りませんし、当然事件の事も全く知りません。
その上、息子まで事件に関与したと書かれていた事に憤りを感じて怒りの声を上げました。
何故このような情報が出たのかは、現在のところ分かっていません。
裁判では一貫して無罪を主張
裁判は、最高裁まで争われました。裁判中はこのように述べています。
「犯罪者の汚名を着せられて、押尾学と言うブランドを剥奪され死に物狂いで無罪を取る」
残念ながら、無罪の主張は通らず、懲役4年の判決を受けましたが、拘置所にいる期間も考慮され、3年6ヶ月の刑を受ける事となりました。
刑務所内では最も過酷な炊場工場に自ら志願
3年6ヶ月の刑を受けて、静岡刑務所に収監された押尾学さん。
刑務作業は数々ありますが、作業の中で最も過酷といわれる炊場工場(すいじょうこうじょう)に志願したといいます。
※炊場工場は全受刑者の食事を作るところ
過酷ですがメリットも多く、他の受刑者には無い延長食(おやつ)が出たり、通常は週2回のお風呂も、衛生上の観点から毎日は入れるというメリットがあったのです。
しかし刑務所なだけに部屋はこのような状態だったといいます。
「部屋の居室面積は5・7平米。独房。ものすごく古い部屋。トイレが長方形の木のトイレでものすごく臭い。畳もボロボロで虫がいっぱい。洗面台の排水溝から大量の小バエが発生してきて汚い」
その他にも、刑務所内でいじめにあったり、食事の量が足りずに痩せてしまい、時には立ちくらみも起こしてしまったそうです。
それでも、1日2~3時間の睡眠しかとれなかった芸能生活よりは全然楽で、模範囚的な存在だった為に、3年6ヶ月の懲役が2年8ヶ月に減刑され、ようやく出所となりました。
出所後は自宅で生活するもすぐに家を出る
刑期を務めあげ、娑婆に戻ってきた押尾学さん。
仮出所の状態もあって、数ヶ月間は実家の方に身を寄せていたといいます。
その後は一念発起し自宅を出ましたが、40代の男性Sさんの支援により住むところなどの面倒を見てもらえたそうです。
40代の男性支援者Sさんとは?
「ことあるごとに押尾のそばにいて飲食代を支払ったりもしていて、高級マンションの部屋とかも与えている人物がいる」
この方は、以前政治家の秘書をやっていてその後はゴミ処理事業などで財を成した方だといいます。
家を出てからは、この方に面倒を見てもらっていたそうです。
出所後優雅な生活が出来ているのは何故か?
刑務所から出所した後、昼間から女性と白ワインを飲み、楽しく談笑している様子がフライデーに激写されました。
その後、数日間密着していましたが、仕事をしている様子は見受けられなかったといいます。
なぜ仕事もしないで、このような優雅な生活が出来ているのでしょうか?
今もって、押尾学さんの金銭面は不明で、キャバクラで豪遊したり月30万円もするマンションに住んでいるといいます。
キャバクラで、女性数人をはべらかして、ご満悦の表情です。
押尾学事件についての暴露本は出るのか?
つらい刑務所生活において、押尾学さんは女性誌の取材に、このように答えています。
「いろいろな人に思うことや言いたいことはいっぱいある」
非常に意味深な言葉ですね。
出所後のインタビューでも、実際に数件の出版社から暴露本についての話はあったといいます。
確かに暴露本を出せば話題になり、数千万ものお金を一時的に手に入れられるかもしれないが、自分の美学に反しみっともない行為だといいます。
しかし、本当に書いたら「面白いだろうね」と付け加えました。
まとめ
過去に起きた押尾学事件について調査しました。
結論から言いますと、元総理経験者の息子と大物政治家の息子は、事件にはかかわっていないという事です。
ネットでの憶測が、独り歩きしてしまったのではないでしょうか。
今から10年以上前の事件ですが、真相がはっきりしない為に、様々な憶測が出てしまったようです。