FANTASTICSの中尾翔太さんが、22歳という若さでお亡くなりになりました。
死因は胃がんで21歳の時に発症したので、僅か1年足らずでの訃報となってしまいました。
病気の進行状況や健康状態の報告が無かっただけに、ファンとしても心配されていましたが、残念な結果となってしまいました。
発表は7月8日でしたが、実際には7月6日の朝にお亡くなりになっていたという事です。
それでは、中尾翔太さんの胃がん発症から壮絶な闘病生活、FANTASTICSのメンバーやファンへの思いなどをお伝えいしていきます。
目次
中尾翔太の壮絶な闘病生活
FANTASTICSのメンバーやLDHの関係者に対しては、復帰に向けて前向きな発言をしていた中尾翔太さんですが、病気の容体はかなり深刻でした。
▼実際の闘病生活のお写真がこちら▼
表情は明るくつくろっていますが、目の下にはクマができ、以前に比べやせて頬がこけています。
こちらの写真も顔色が悪くどことなく目がうつろといった感じです。
胃がんは年齢が若いと、進行が早くみるみるうちに容体が悪化するといいます。
中尾翔太さんも若かった為、短期間で重症化してしまいました。
EXILEのATSUSHIもお見舞いに訪れる
中尾翔太さんと2週間前に会ったというEXILEのATSUSHIさんは、あまりの激やせぶりに驚いたといいます。
抗がん剤やガンの影響で、食欲がなくなっていたそうですが、それでも懸命に病と戦っている姿を見て感銘を受けたそうです。
実は、中尾翔太さんとATSUSHIさんは食事会で何度か会い、楽しく談笑した事があるぐらいで深い面識はなかったのですが、忙しいスケジュールの最中、かけつけてくれたのです。
あまりに変わり果てた姿に多くは語らず
“翔太また、ご飯行こうなぁ。”
と、一言だけ残して病院を後にしました。
同じFANTASTICSのメンバーの佐藤大樹さんも、想像もできないくらい辛く苦しかったであろうと発言しており、いくら辛くても顔に出さない中尾翔太さんは、本当に強い人だなと痛感しました。
闘病生活でも一切弱音は吐かずに、病と闘い続けていたのです。
中尾翔太さんは胃がんを克服し、最後までFANTASTICSでパフォーマンスがしたいと語っていたそうです。
中尾翔太はスキルス胃がんだった
中尾翔太さんは、胃がんを患いこの世を去った訳ですが、胃がんの中でも「スキルス胃がん」というものを患っていました。
スキルス胃がんとは、通常の胃がんよりも早期発見が難しいガンで、症状が出てきた時には既に手遅れになってしまうケースが多いといいます。
残念ながら翔太さんは、こちらのスキルス胃がんの方を患ってしまったのです。
通常の胃がんに比べスキルス胃がんの方が、進行や転移するスピードが速いことでもしられ、年齢も若かった翔太さんは更に進行が早かったものと見られます。
▼スキルス胃がんについての詳しい記事はこちら▼
胃がんの中でもスキルス胃がんは、いまだに早期発見が困難で増殖浸潤が速いため、治療成績が著しく悪い難治がんと言われています。
すなわち、スキルス胃がんを発症した場合に根治的な治療を受けることが極めて困難である場合が多いのです。
また、スキルス胃がんは、比較的若年齢(20歳代)でも発症することがしばしばあります。
20代で発症するケースはかなりレアケースですが、年間でもわずかではありますが存在している事が分かります。
翔太さんは、運悪くスキルス胃がんを発症してしまいました。
スキルス胃がんの症状とは?
胃にできるガンだけに、食欲不振や胸やけなどが起きてきて、進行していくと嘔吐してしまったり時には吐血といった症状が出てきます。
闘病中の写真をご覧になっても分かる通り、短期間であれ程やせてしまったのもスキルス胃がんの症状がかなり進行していたのが伺えます。
最後は、食事も満足に取れずに徐々に体力も奪われてしまったのではないでしょうか。
中尾翔太はFANTASTICSのメンバーにも気遣い
胃がんが見つかってからは、闘病生活に入り病気を治す為に治療に専念していた中尾翔太さん。
FANTASTICSのメンバーも復帰を信じて、頻繁にお見舞いに訪れていたといいます。
そんな時でも中尾翔太さんは笑顔を絶やさず、メンバーを気遣っていました。
お見舞いに訪れてきてくれたメンバーには、
「必ず復活するから待っていてね」
と、力強い言葉を投げかけていました。
▼LDHのメンバーも復帰を信じて熱いエールを送っていました▼
FANTASTICSのメンバーの願いも叶わず、中尾翔太さんは天国へと旅立ちました。
FANTASTICS中尾翔太のwiki風プロフィール
本名:中尾 翔太(なかお・しょうた)
生年月日:1996年4月23日(22歳)
出身地:愛知県名古屋市
死没:2018年7月6日
職業:ダンサー
活動期間:2016年 – 2018年
家族構成は、ご両親とお姉さんがいらっしゃいます。
ファンタスティックスのパフォーマーとして活躍していた翔太さんですが、何と3歳からダンスを始めたというから驚きです。
ダンスのキレといい顔の表情といい小学生の頃から出来上がっていますねw
まだあどけなさが残る翔太さんと仲間とのショットです。
この頃からすでにプロのダンサーを目指して日夜練習にはげんでいた事でしょう。
こちらはかなり大きくなって高校生の頃でしょうか。
この頃になるとダンスパフォーマンスにも磨きがかかり、大人顔負けのダンスで周囲を圧倒していたはずです。
中尾翔太の学歴
神沢中学校
翔太さんは、地元の神沢中学校に通われていたというのが有力です。
何とこちらの中学校はかなり荒れていて暴力事件まで起きていることが判明しています。
ちょうどその頃に翔太さんも通われている時期なのですが、本人は関わってはいないでしょう。
飛鳥未来高校
こちらも通っていた可能性があるという事で。
飛鳥未来高校の池袋キャンパスでは、高校ダンス甲子園に出場し優勝経験もあるダンスの名門校です。
EXPG宮崎校
こちらはLDHが主催するダンススクールです。翔太さんはこちらに通われていました。
ここで本格的にダンスに打ち込むわけですが、ここでの活動がのちのファンタスティックス結成につながったのです。
EXILEのパフォーマー佐藤大樹さんと世界さんを中心として、翔太さんを加えた5人が選ばれファンタスティックスが生まれたのです。
夢への大きな第一歩を踏み出しました。
中尾翔太のお姉さんもプロのダンサー
中尾翔太さんのお姉さんもプロのダンサーとして活動しています。
「MONA」という名前なので本名は中尾モナさんという事になるのでしょうか?地元名古屋を中心に活動されているといいます。
中尾翔太さんは、お姉さんの影響を強く受けたのかもしれませんね。
ちなみにMONAさんのお写真はこちら↓
自宅で撮られた一枚のようです。
遠目でマスクをしているのでMONAさんの表情をうかがい知ることは出来ません。
翔太さんと同じくショッキングピンクに髪を染めています。
兄弟でとても仲が良さそうです。
こちらも兄弟でのツーショット写真です。
MONAさんの写真は全て顔が伏せられており顔出しはNGのようです。
直にMONAさんの顔が見たければ、名古屋にまで足を運ばないとお姿は見られません。
こちらのお二人は、あまりにも仲が良すぎてカップルではないか?と噂された事もあるようですがれっきとした兄弟なのです。
中尾翔太の生前のお姿
だいすきありがとうだいすき#中尾翔太#しょたまん pic.twitter.com/rM51ozxPhd
— kidaです (@natsuki05282002) 2018年7月8日
とても元気そうで、亡くなってしまったのが嘘のようです。
あのキレのあるダンスが見られなくなってしまったと思うと胸が痛いです。
▼FANTASTICSの海外武者修行時の映像▼
中尾翔太の画像集
ファンタスティックスのメンバーである中島颯太さんと佐藤大樹さんとのプライベートショットです。
普段から仲が良いのが良く分かる写真です。
カメラの前でリアクションをとっている画像です。
※しかし隣にいる女性が誰なのか気になります。
こちらは食事風景です。
たこ焼き(銀だこ?)に食らいつく瞬間をとらえています。
髪をピンク色に染めている最中です。
オシャレな翔太さんは、髪を頻繁にカラーリングしていました。
時間が掛かるのでスマホで動画鑑賞です。
中尾翔太の命日にはファンから沢山のメッセージ
FANTASTICSの中尾翔太さんの命日は7月6日です。
2018年に亡くなっているので、2020年の今年で2年目となりました。
三回忌を終えて、ファンの皆さんからこのようなコメントが届けられています。
「もう2年か…」
「もう会えないけどこれからもずっと大好きです」
「生まれてきてくれてありがとう」
「FANTASTICSは永遠に9人」
時が過ぎるのは早いもので、中尾翔太さんが亡くなってからもう2年もの月日が経ってしまったのか・・と感慨深いものがあります。
中尾翔太さんが、いなくなってもメンバーの心の中には、ずっと翔太さんがいるはずです。
それを裏付けるように、中尾翔太さんの命日にはヤフー急上昇でも「中尾翔太」がトレンド入りし、決して存在を忘れる事はないのです。
まとめ
FANTASTICSの中尾翔太さんが、壮絶な闘病生活の末、胃がんで亡くなられたという事でお伝えしました。
大事なメンバーの一人として、必ず戻ってくると信じられていましたが、残念な結果となりました。
しかし、同じFANTASTICSのメンバーの佐藤大樹さんも
「僕たちにはもう1人、中尾翔太というメンバーがいます」
と、中尾翔太さんの思いをつづり、FANTASTICSは9人体勢である事をアピールしました。
悲しい出来事がありましたが、メンバーは悲観する事無く、この気持ちをバネにして、これから活躍してくれる事でしょう。